Unce Upon a Time...

イギリスの田舎暮らし、バイリンガル育児、イギリス英語についてお届けします

娘が5歳になりました!

chocolate cake with nips and candles in close-up photography

令和時代が始まりましたね。イギリスでもBBCをはじめ、各メディアで関連ニュースが取り上げられていました。

日本では新しい時代の幕開けでおまつりムードだと思いますが、イギリスのわが家でもお祝い気分がとっても高まっています。

というのは、、、

5月1日は娘の誕生日でもあったのです!2重にめでたい♪♪ 今日はお誕生日当日のようすを書きたいと思います。

※今回は完全に日記ブログになってしまうので、ご興味のある方だけ読んでいただければと思います。写真多めです。

 

 

お誕生日の朝

朝目が覚めたら、ベッドから飛び起きて

今日はわたしのおたんじょうびー!!!

とハイテンションで歌いながら部屋から出てきました。

私が(まだ眠たい目をこすりながら)「お誕生日おめでとう!」といって抱きしめると、娘は

「おかーさん、今からとっても大事なことをしないといけないの。」

と真剣な顔でいいます。

何をするのか聞くと、

「身長をはかるの!5歳になったからおっきくなってると思う!!」

5歳になったら急に伸びると思ってた??あれ、去年のお誕生日もそんなこと言ってたような、、と思いながらパジャマのままで身体測定(笑)

うちは賃貸なので、柱ではなく家具の側面に印をつけて記録しています。ここ最近測ってなかったこともあり、伸びていたことが無事に確認できご満悦。

お誕生日の朝ごはんはパンケーキでした。学校の日なので簡単に。お顔デコは娘作。

 

f:id:kamemari:20190501192908j:plain

 

朝ごはんのあとは、風船で遊んでから登校しました。

f:id:kamemari:20190501193035j:plain

 

イギリスのパーティグッズのお店では confetti balloons なるものがたくさん売られているのですが、皆さんご存知ですか?私は今回はじめて知りました。

f:id:kamemari:20190501193215j:plain

 

半透明の風船と細かくカットされた薄紙がセットで売られているものです。風船を膨らませるときに薄紙を一握りほど中に入れます。膨らませたあとに、布などで風船の表面をこすって静電気をおこすと、中の薄紙が風船の内側にくっついて華やかなパーティバルーンになります。

日本でもあるみたいです。アマゾンで見つけました。「コンフェッティバルーン」や「紙吹雪バルーン」と呼ばれているようですね。

大人のパーティでは、パンっと風船を割ったときに、なかの紙吹雪が飛び散るのを楽しんだりもするようです。 

でも使い終わったあとに、割らずにうまく空気を抜けばまた使えるそうなので、来年もこれでいくかと企んでみたり。。。(貧乏性 笑)

 

学校にはケーキを持参

イギリスの小学校では、お誕生日の日にケーキを持参する習慣があります。

自分で自分の誕生日ケーキを持っていって皆に祝ってもらうというわけです。子供だけでなく、大人もオフィスなどに自分でケーキを持っていって祝ってもらったりするそうです。私にはいまいちどうもしっくりこない習慣です。

学校によっては禁止しているところもあるそうですが、娘の学校はそのあたりゆるゆるなのでお誕生日の日には多くの子供がケーキを持ってきます。

ただ、アレルギーの問題などもあるため、既製品でパッケージに原材料が明記されているものにしてください、と言われています。

娘が選んだケーキはこちら。。。

f:id:kamemari:20190501181732j:plain

丸型のではなく、オーブントレイにそのまま流し込んで焼かれた長方形のケーキです。こういうタイプのケーキは tray bake と呼ばれます。

アップで見るとお分かりかと思いますが、激甘のバタークリームでコーティングされたスポンジケーキの上に、キャンディ(グミみたいなの)がトッピングされているという、家では絶対買わないタイプのケーキです。

 

f:id:kamemari:20190501182031j:plain


でもまぁ、お誕生日だし、クラス全員で切り分けて食べると一人分はほんのひと切れになるし、娘がこれがいいと言ったので持たせることにしました。

でも実は、娘はイギリスの甘すぎるケーキはあまり好きではないのです。見た目で選んだんのだと思われます。

そして娘がケーキよりも楽しみにしていたのは、お誕生日バッジ。

f:id:kamemari:20190501193523j:plain


お誕生日当日はこういうバッジをつけてくる子が多く、娘も前からあこがれて(?)いたようです。ウキウキでつけていきました。

 

夜は家族でおうちバースデーディナー

学校が終わり迎えにいくと、「みんなにお祝いしてもらったのー!」と嬉しそうに走り出てきました。かばんの中からは、先生が撮ってくれたという写真がでてきました。

持参したケーキにロウソクを立てて、娘がお友達の前で吹き消しているところの写真でした。そんなこともしてもらえるとは知らなかったので、いい記念になりました。

夕方、夫もいつもより早めに帰って来てくれて、おうちでバースデーディナーをしました。メニューは鳥のからあげ、ピザ、キャベツロール寿司、かぼちゃスープ、サラダ(2種類作ったのですがもう一つは写真を撮った時にまだ冷蔵庫のなかでした。。)。

f:id:kamemari:20190502185029j:plain

 

わが家の夕食は基本的に和食なので、こんな洋風なものが食卓に並ぶのとてもレアです。こういうのもたまにはいいよね。

そしてまたケーキ。今年は3人で食べきれるサイズの、小さめのものをお店で購入しました。

 

今年のお誕生日プレゼントは、、、、ベッドでした!

いつも通学途中に通る道にベッド屋さんがあるのですが、娘はずいぶん前からそこで売られているピンクのベッドを欲しがってしました。

アメリカから持ってきたベビーベッドは、柵を取り外してトドラーベッド(幼児用ベッド)としても使えるタイプで、しかもベビーベッドにしては超巨大なものでした。娘が小柄なこともあり、4歳になっても赤ちゃんの頃から寝ているベッドで寝ていました。

そろそろシングルベッドにしないと、、と思っていて、お誕生日とは関係なく買い替える予定だったので、それをお誕生日プレゼントにするのはちょっと罪悪感もあったのですが、娘が「お誕生日にはあのベッドが欲しい!!」と何度もいうので、その案を採用させていただきました(笑)

もう一つのプレゼントとして、週末に小旅行に行ってきます。

 

5年間をふり返って

「もう5歳かぁ、早かったなぁ」という気持ちと、「やっと5歳かぁ」という気持ちが混ざっているのが正直なところです。

娘はアメリカで産まれました。出産直後は実家の母が1カ月ほど手伝いに来てくれ、とても助かりました。母が帰ってしまったあとは家族3人の暮らしが始まりました。

うちの夫はイクメン(令和の時代にはこれが死語になっていて欲しいですね。親が子供の育児に関わるのは当たりまえです)からは程遠く、ほぼワンオペの状態が長く続きました。

海外の田舎でワンオペは相当きつかったです。。。

今思えば、なぜもっと頼らなかったのかと思ってしまうのですが、当時は睡眠不足やなんやら(ホルモンバランス?)で、思考回路がショートしてしまっていて、困っている状況を伝える→やってもらう、という発想すらなかったように思います。

もともと完璧主義っぽい性格だったので、自分で全部やらねば!と自分で自分を追い込んでいた部分もあったかもしれないです。

今では夫も改善してくれている姿勢が見えるので(まだまだ改善の余地はたっぷりありますが)、家族としてはいい方向に向かっているなと思っています。

 

このブログでは何度も書いていますが、娘は2歳になった頃はほとんど話せませんでした。ネット上で情報を収集しずぎて、「なんでうちの子は話しださないんだろう。。」と、そのことばかり考えていた時期もありました。

他にも娘の行動パターンなどでも勝手に不安になってしまい、そこに魔の2歳児の要素も加わり、、2歳のころのことははあまり思い出したくないです。

でも、写真を見返すと、写真でみる2歳の娘は本当にかわいくて、その無邪気な笑顔をみると「あぁあの頃もっと余裕をもって接してあげたら良かったなぁ。。」と後悔してしまいます。

娘との時間を素直に楽しいと思えるようになったのは、3歳になって幼稚園が始まったころからでした。

娘もだんだん幼稚園になれ、私も在宅の仕事も軌道に乗りだし、親子ともに世界が少しずつ広がっていきました。また3歳すぎから、急に言葉によるコミュニケーションが増え、娘とお茶するのが楽しみになりました。

4歳になると学校も始まって、いろんな場面で「急にしっかりしてきたなぁ」と思うことが増えました。自分でできることも多くなったので朝の支度などが格段に楽になりました。日本語も英語もぐっと伸びました。

でも同時に、娘が精神的なサポートを必要としてるなと感じる機会も多くあります。娘が「おかーさんあのね、」と来たときはできるだけ手をとめて話を聞くようにしています(もちろん、いつもというわけにはいきませんが)。

最近ではイースター(春休み)が終わって学校が再開したころから、頻尿が続いているのがとても気になっています。一見あっけらかんとしてる娘ですが、やはり学校では気をはってるのかもしれないです。

もう少し様子をみますが、続くようであれば、先生に学校での様子など詳しく聞いてみたり、必要であればお医者さんに連れて行こうと思っています。

 

サクっとバースデーについて書くつもりが、予定外に長くなってしまいました。

お付き合いくださりありがとうございました😊

 

令和の時代が良いものになりますように☆