Unce Upon a Time...

イギリスの田舎暮らし、バイリンガル育児、イギリス英語についてお届けします

わが家のバレンタインデー

f:id:kamemari:20190211070644p:plain

 

もうすぐバレンタインデーですね。

イギリスでもバレンタインデーが近づくと、街中で♡をあしらったプロモーションが目に付くようになり、デパートなどではチョコレートや香水などのギフトなどが山積みで売られるようになります。

 

イギリスのバレンタインはどちらかというと、もうカップルになっている人向けのイベントです。一般的には男性が女性にプレゼントをしたり、ロマンティックなデートに誘ったりします。日本のようにサプライズの要素はないため、男性も女性もドキドキしながらこの日を待つ、ということはないと思います。

 

 

 わが家のバレンタインデーは欧米式を採用しています。

日本に住んでいたときは、私から夫へチョコレートをあげたりしていました。でも、そもそも夫は甘いものは好きではなく、ホワイトデーのお返しをマメにするタイプでもなく、なんとなく盛り上がりにかけるイベントでした。

 

そこで、アメリカで暮らし始めたときに、「これからバレンタインデーはアメリカ式でいきます。どうぞよろしく。」と宣言しました。

 アメリカもイギリスと似たような感じで、男性が女性にプレゼントをする日でした。

 

最初は「えー、、」と渋っていた夫でしたが、私がしつこく言ったのが効いたようで、バレンタインデーにはお花を買ってきてくれるようになりました。

 

夫は照れ屋さんなので、花束をかかえて帰ってくるのが未だに恥ずかしいのか、毎年鉢植えのお花を買ってきます。イギリスは日射が少ないせいか、なかなかお花が長持ちしないのですが、一昨年のバレンタインデーに夫が買ってきたバラの鉢植えは翌年も花を咲かせてくれました。

 

そして今年。

学校で娘がバレンタインデーについて学んできました。来週は工作でカードを作るんだとはりきっています。

 

週末に夕食を食べていたときに娘が、

「バレンタインデーにはとっても大好きな人にカードとかプレゼントをあげるんでしょ?」

と聞いてきました。

 

「そうだよ。毎年おとーさんがおかーさんにお花買ってくるでしょ。」

と答えたあとに、そうだ日本文化も一応教えておいた方がいいな、と思い、

「でもね、日本では、、、」

と説明しようとしたとたんに、娘が突然大泣きを始めたので私も夫もびっくり。どうしたのか理由を聞くと、

 

「おとーさんは、、、おとーさんは、、、〇〇のこととっても大好きじゃないの?!」 

と娘は鼻をすすりあげながらいいました。

 

バレンタインデーには大好きな人にプレゼントをあげる日 → おとーさんはおかーさんだけにプレゼントをあげる → おとーさんは私のことは大好きじゃないのか?!、という発想だったようです。

困る夫(笑)。思ってもみないところで娘を傷つけてしまいました。

今年からお花は二つでお願いすることになりました。

 

 

 

 今週のお題「わたしとバレンタインデー」