Unce Upon a Time...

イギリスの田舎暮らし、バイリンガル育児、イギリス英語についてお届けします

寝正月ならぬ寝クリスマス

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 (写真はエジンバラのクリスマスマーケット)

 

今年のわが家のクリスマスは寝正月ならぬ寝クリスマスとなってしまいました。

 24日の午後に旅行から帰ってきて、翌日のクリスマスは家でのんびりする予定だったのですが、、、、

 

 

クリスマス当日の朝、プレゼントに大喜びでテンションマックスの娘の横で、夫の反応がいまいち薄い。あれっと思っていると、案の定昼過ぎに、

 

「風邪ひいたかも。。。ちょっと寝てくる。。。チキンの解体はするから。」

 

と言い残してふらふらと寝室へ消えて行ってしまいました。

おとーさん大丈夫かねー、と言いながらしばし娘の相手を一人でする私。

 

わが家はクリスチャンではないため、イギリスに住んでいますがクリスマスに教会に行ったりはしません。

その代わり(?)、家族でゲームをしたり、映画を観たり、ごちそうを作ったりしてのんびり過ごします。天気が良ければ近くのトレイルに散歩に行くこともあります。

 

わが家のクリスマスの過ごし方はこれでいいのだ、と落ち着いたのは実は去年あたりです。

 

欧米ではクリスマスは家族が集まって大人数で過ごすのが一般的です。

一度「クリスマスどうするの?」とアメリカ人の知り合いに聞かれて、「私たちだけだからね、、」と言うと、ちょっと哀れみのような目で見られた経験があり、そのせいで「クリスマスだから大人数で集まらなければ」という変なプレッシャーを感じていた時期がありました。家族が近くにいない外国人や日本人ファミリーと集まった年もあります。でもどうもしっくりこなくて。。

 

クリスマスは家族で好きなように過ごすのが一番だ、ということに最近になってやっと気がつきました。海外に暮らし異文化の中にいると、現地文化に融合しないと(したい)という気持ちと、自分たちは外国人なんだから気にしない、という二つの気持ちのなかで揺れ動くことがときどきあります。

ここまでくるのに6年かかりましたが、家族でのんびりゲームと映画とお料理、というのがわが家のクリスマスとして定着しつつあります。

 

大家族のクリスマスは賑やかそうでちょっと羨ましい気もしますが、いいことばかりじゃないのね、とも感じます。

クリスマス当日にWhatsapp(ラインみたいなスマホアプリです)のママ友のグループチャットで、

 

「メリークリスマス!みんなよい日をね~」

「ところで最近みんなで会えてないから集まろうよ。今週後半どう?26日とか27日の夜とか?」

 

というメッセージが一人の友人から入りました。

それに対して、別の人が、

 

「26日は家族親戚から逃げ出したくてうずうずしている人たちで店がいっぱいだろうから、27日の方がいいんじゃないの?w」

 

と書いていました。

半分冗談だとは思いますが、きっと大人数が集まるといろいろストレスになることもあるんだろうなーと感じました。

 

話がかなりそれてしまいましたが、夫の体調です。

家族仲良く、健康に年末を迎えられるのが一番だなぁ、、としみじみ思っていたのですが、夫が寝室に消えてからしばらくすると、なんと娘までもが、

 

「なんかちょっと寝た方がいいかも。。」

 

と言って、2階に上がって行ってしまいました。

少ししてから見に行くと、自分の部屋のベッドではなく、私たち夫婦のベッドで夫の横で寝ていました。

 

その後起きてきたときには、2人そろってしっかり発熱していました。夫はまだましだったのですが、娘はいっしょにお料理する!と張り切っていたのに、それも断念せざるを得ず。 。。

けっきょく娘はクリスマスディナーはほとんど食べられず、夕ご飯のあとはお薬を飲んですぐ寝かせました。

 

翌朝(26日)も2人そろって熱と咳で食欲もあまりなく、昨日のローストチキンと野菜で作ったスープをお昼に食べたあとは2人ともまた寝てしまいました。

夜はだいぶ元気になっていたので、もう1日ぐらいで治るかな、と思っています。さぁて、私一人うつされずに年を越せるかどうか。。。 

 

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エジンバラのクリスマスマーケット、すっごく混んでたのでここで何かもらってきちゃったかな。。。