Unce Upon a Time...

イギリスの田舎暮らし、バイリンガル育児、イギリス英語についてお届けします

友人の超イクメン旦那さんが帰ったあとで衝撃的だったこと

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先日友人Lが最近産まれた赤ちゃんを連れて一家でうちに遊びに来てくれました。

 

Lにはこの赤ちゃんのほかにもう一人子供がいて、その子はうちの娘と同い年。お互い初めての育児でへろへろになっていたころにプレイグループ(児童館)で知り合い、ずっと仲良くしているお友達です。

 

3カ月になる赤ちゃんは本当にかわいくて、ぷにぷにで、まさに天使ちゃんでした。Lからは「上の子よりも手がかかりそうなタイプかも」と聞いていたのですが、うちにいる間はほとんどぐずらず、ときどき笑顔も見せてくれました。

 

超イクメンの旦那さん

そしてLの旦那さん、上の子とうちの娘がぎゃーぎゃーうるさく遊びながら絡んでくるのをうまくかわしながら、ずっとメインで赤ちゃんのお世話をしてるんです。

 

赤ちゃんは最初は部屋の隅におかれたカーシートの中で寝ていたのですが、そのうち目を覚まして声をあげました。すると、さっと寄って行って抱き上げ、抱っこしてソファに戻ってきました。

育児経験のある方ならわかってもらえると思うのですが、抱っこの仕方や、あかちゃんのあやし方をみると、普段どれぐらい育児にかかわっているかが一目瞭然ですよね。

 

Lの旦那さんは、赤ちゃんを抱っこすることにとても慣れたイクメンパパでした。あかちゃんを抱っこして微笑みかける姿がとても絵になります。

 

そしてしばらくすると、赤ちゃんがお腹をすかせた様子を見せたので、そこでやっとLに交代。Lは授乳をしてあかちゃんはまたご機嫌になりました。

 Lの話では、あかちゃんは母乳と粉ミルクと混合で育てていて、夜は夫婦でシフト制をとっているとのこと(!)。

 

母乳を飲んだあと、赤ちゃんはすぐうんちをしました。赤ちゃんっておっぱいを飲むとすぐうんちをしますよね。飲みながらしたりも。

なつかしいなぁ。なんて思っていたら、Lの旦那さんがすかさずオムツ交換セットを取り出し、「オムツここで変えてもいい?」と私に聞いたうえで、少し離れたところで慣れた手つきで交換しはじめたのです。

 

こんなイクメンパパ、ほんとにいるんだなぁ、と感動してしまいました。

 

友人ファミリーが帰ったあとの衝撃

数時間たって、「赤ちゃんも疲れてきてると思うし、そろそろ帰ろうかな」とLが言い出して、「またね~」と言って一家は帰っていきました。

見送ったあと、イクメンパパの感動の余韻にひたる私。

 

そしてぼーっとしたまま、2階に上がり、トイレの扉を開けました。

すると、、、

 

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(写真はうちのトイレではないです)

 

え??

ちょっとまて。こ、これはもしやLの旦那さん??

 

トイレの便座が上がったままだったんです。

さっきまでの、よく気がつくイクメンパパのイメージからかけ離れすぎた行動に、思わずドアを持ったまま固まってしまいました。

 

男性がトイレを使ったあとに、便座を上げたままにするか下げるかは、ネット上でも永遠の論争がくり広げられていますが、私としては「ありえない」「下げるだろ」です。

 

 

衛生面でも、次に使う人への配慮面でも、見た目的にも(トイレの便座が上がっている状態って「トイレ」の本来の状態ではないので何とも言えない違和感があります)、上げっぱなしにする理由がわかりません。

議論の余地もありません。とても理不尽な行動だと思います。

 

上がったままの便座を前に、さっきまでのイクメンパパの感動の余韻は一気に消滅しました。

 

Lの旦那さん、、、あんなに気配りができそうな印象だったのに。。。

同時に思い出すのは、前にLがこぼしていた愚痴です。

「ときどき料理してくれるのはいいけど、散らかしっぱなしでキッチンがすごいことになるから困る」

それを聞いたときは、(うちの夫はしないので)「料理してくれるだけいいじゃん」、と思いましたが、今考えると、作るだけ作って散らかされるのは嫌かも。。。

 

トイレの便座事件は、私が勝手に妄想していた(かもしれない)理想の旦那さん像を簡単に壊せるほどのパワーがありました。

 

この話、誰かに話したくて仕方なかったのですが、夫にいうと、

「ほら~、上げっぱなしの人もいるってことだな。」となるのが目に見えているので、言えません。

夫もいっしょに住みだした頃に、便座を上げっぱなしのことがよくあり、散々バトルした結果、今では我が家では下げるのが当たり前になっています。

これをきっかけに上げっぱなしに戻ってしまっては大変です。

ママ友などもLと共通の友人が多いので言えません。

 

こういう時はブログやってて良かったとしみじみ思います。