Unce Upon a Time...

イギリスの田舎暮らし、バイリンガル育児、イギリス英語についてお届けします

<イギリスの小学校> 先生へのプレゼント

four brown gift boxes on white surface

 

先日の娘のサンタさんへのウィッシュリストについての記事を書きました。

 

kamemari.hatenablog.com

 

そのなかでも書きましたが、イギリスには学校の先生にクリスマスプレゼントをあげる文化があります。

 

目次

 

過熱ぎみな先生へのプレゼント合戦 

イギリスに来た当初はそんなことは知らず、インターネットのママ同士の交流サイトで「今年の先生のプレゼントどうしよう。。」というスレッドをみて初めて知りました。

 

皆さんどんなプレゼントを先生にあげているかというと、、、

 

- チョコレートの箱詰め

- ワインなど

- ハンパ―(Hamper)と呼ばれるお菓子や紅茶などの食品の詰め合わせ

- スパなどで使えるクーポン券

- マグカップなどの名前入りの小物

-手作りのお菓子

 

などが多いようです。

 

イギリスの小学校の1クラスは30人前後です。先生は毎年大量のプレゼントをもらうことになります。

 

 昨日のBBCではこんな記事も出ていました。

www.bbc.co.uk

 

ざっくり要約するとこんな感じです↓。

・先生へのクリスマスプレゼントが大変なことになっている。

・プレゼント競争が過熱してストレスを感じている親も多い。

・プレゼントを禁止したり、額に上限を設ける学校も出てきた。

・先生へのプレゼントの代わりにチャリティ団体等への寄付を呼び掛ける学校もある。

 

日本でも昔は先生にお歳暮を贈ったりする習慣があったと思います。今は私立でも断る先生が多いようなので同じ流れなんだとは思います。

 

わが家では・・・

クラスに仕切るのが上手なママがいたりすると、「一人〇ポンドずつ出して、みんなで何か買いましょう」というように取りまとめてくれることもあるようですが、娘の通う学校では皆個人でプレゼントをあげています。

去年(幼稚園)もあげたので今年は2回目です。

 

去年は直前までクリスマスプレゼントをあげる習慣を知らなかったので、準備もできず、娘が色を塗った石にカードを添えてプレゼントしました。

当時3歳だった娘は絵の具でペイントするのが大好きで、よく石をひろってきては絵の具で塗って遊んでいたのです。娘が塗った石にニス加工(スプレー式のものをアマゾンで購入)をしてツヤをだすと、ちょっとしたオブジェ、もしくはペーパーウェイトとして使えたのです。

 

f:id:kamemari:20181218211035j:plain

(写真は手元にまだあるものです。キレイにできたのはあげちゃいました。)

 先生からは、

 

「チョコレートは嫌というほどもらうから、こういうのが一番うれしいのよ!大事にするわ!」

 

と言ってもらえて、娘もとてもうれしそうにしていました。

 

今年も何か手作りしようかと思ったのですが、その時間もエネルギーもなく、結局今年は購入することにしました。

 

イギリスでは日本の文房具はすごく使いやすいと人気があります。悩んだ結果、ネットで評判がよかった三菱鉛筆のジェットストリームというペンに、名前を入れたものをあげることにしました。(手頃な値段でオンラインで簡単に名前入れのオーダーもできて良かったです。)

名前入りのものはプレゼントとして人気があるので気に入ってもらえるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

ちなみにこちらの学校では、年度末にも先生に何かあげます

小学校に上がったので、毎年はいいかなと思っているのですが、去年は幼稚園の最後の年(1年しか行ってませんが)だったので、お世話になった先生に感謝の気持ちを込めてなにか記念になるものをあげたいなとけっこう時間をかけて考えました。

せっかくだから何か日本的なものを、と思っていたので、夏に日本に一時帰国したときに何か買えばよかったのですが、そこまでは段取り良くなく。日本の小物であれば、100均で売っているようなものでも十分喜ばれると思います。

 

けっきょく何にしたかというと、ぐりとぐらの絵本の英語版にしました!

 

 

Guri and Gura (Tuttle for kids)

Guri and Gura (Tuttle for kids)

 

 

 

先生個人へのプレゼントというよりは、幼稚園の本棚への寄付という意味で贈りました。食べ物などかたちに残らないものよりは、長く使ってもらえるし、あの幼稚園に日本の子がいたという形跡を残したいという思いも少しありました。

 

子供のころに読む絵本は、外国の本でも特に外国の本だと意識せずに読むと思います。ぐりとぐらの本を日本の本だと知らずに読んだ子が、大きくなったときに、「おぉ、あの私が好きだった絵本は実は日本の本だったのか!」とびっくりすることもあるかもしれません。

 

 

最後に余談ですが、先日娘のクリスマスプレゼントについての記事を書いたあとに、夫が「いいのがあったから買ってきた!」と追加プレゼントを買ってきました。

日中メッセージが来たときにちょっといやな予感はしてたんですが、その夕方夫が抱えて帰ってきたものは、、、

 

望遠鏡! 

 

え、なんで??

安くなってたそうで「おぉいいじゃん!と思って思わず買った」そうです。

娘はたしかに星をみるのが好きです。よく「お星さまとお話し」しています。が、それは空にキラキラとかがやくお星さまが好きなんであって、望遠鏡でじっくり見たいというわけではないのでは、、と私は思います。4歳だし。。。

でも今思えば、「100かいだてのいえ」にも星が好きな男の子が出てきますね。100階にいるクモの王子様は望遠鏡でトチくんを見つけたという話でした。

 

クリスマスプレゼントはもう一通り準備してあり、望遠鏡まであげるのはちょっと多いと思うので、半年後の5歳のお誕生日にとっておこうかと思います。