イギリス人の「今度うちに遊びにきてね」の本気度合い

私たちは今住んでいるイギリスの田舎町に来て1年ちょっとになる。ということはこちらに来てすぐに知り合ったママ友達とは約1年の付き合いということになる。小さい子どもがいると外でのんびりお茶を楽しむことはなかなか難しいため、よくお互いの家に呼んだり呼ばれたりする。しかし知り合ってしばらくの期間は「今度うちに遊びにきてね~」とお互い言いつつもなかなか実現しない期間があった。

知り合ってから少なくとも5カ月間ぐらいの間はそんな感じだった気がする。私も人を家に呼んでもてなすことが得意なタイプではないので、こちらから積極的に誘うこともなかった。しかし毎週のようにプレイグループで顔を合わせる中でだんだんと個人的な話もするようになり、お互いの家族構成や子供ができる前の生活(仕事や住んでいた場所など)についての情報が入ってくるようになる。そしてそのうち単に「いい人」として振る舞うのではなく、少しづつお互いに本音で話すようなる。そうなると「今度うちでお茶でも」という話のときに、今までのようにさらっと話すのではなく「いつがいいかしら」とすぐに日時を決めてお茶が実現することになる。

このように毎週のように顔を合わせていても親しくなるのに時間がかかるのは私が外国人だからかとも思ったが、先日イギリス人の友人がご近所さんとここ1年ぐらい立ち話だけをする関係を続けているのでそろそろ家にお茶に誘ってみようかと思っている、と話しているのを聞いた。同じ通りに住んでいる家族で、お互いの子供の年も近いらしい。立ち話をするなかでずっと「今度お茶でも」言いながら一度もしていないことにだんだん居心地が悪くなってきたそうだ。

しかし、このように家に招くタイミングをコントロールできるのは子供が就学年齢前までの話である。親しくしているママ友仲間のうちで上の子が今年小学生になった友人がいる。イギリスの小学校は4歳からなので日本でいうと幼稚園の年中~年長ぐらいにあたる。このころになると子供が学校で友達を作って、学校の帰りに突然「今日○○ちゃんに家に遊びに来てもらっていい?」と言い出すことになる。子供の友達を家に呼ぶにはまずその親と話さないといけないし、ほとんどの場合は親が車で子供を家に送ってくるので、送ってきた親も子供だけ置いてすぐ帰るわけにもいかずお茶をしていくことになる。よって今までのように少しづつ時間をかけて親しくなったあと家に呼ぶ、ということができず、そのプロセスをすっとばして家に招くことになる。この友人は子供同士は仲良くなっても、親はどういう人かわからないし共通の話題が何かもわからない中で急に親しくしないといけない状況はけっこう難しい、と話していた。

アメリカ人と比べてみたいところだが、以前の記事で書いた通りアメリカではひきこもりだったのでアメリカで友人と呼べる人は結局できなかった。

 

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しかし、東京で働いてた頃の同僚や上司だったアメリカ人たちは一般にもっとあっけらかんと人を自宅に招いていた気がする。もちろん単純に比較はできないが、どちらかというとイギリス人の方が日本人の感覚に近いように思う。